学校案内

沿革・建学の精神

徒手療法大学は、「社会に貢献できるカイロプラクターの育成」という揺るぎない理念のもと、2022年9月に設立されました。まだ歴史は浅いカイロプラクティック学校ではありますが、その分、現代社会のニーズに応える最先端の教育を提供しています。

建学の精神・教育理念

本学は、カイロプラクティックを通じて、痛みや体調不良に苦しむ方々の苦痛を少しでも和らげる手助けができるカイロプラクターの育成を目指しています。私たちは、「慈しみの心」こそが優れた医療人にとって最も大切な資質であると信じています。

その取り組みの一つとして、毎年2回、ミャンマーのヤンゴンにてボランティア治療を実施。さらに、現地の孤児院ではカレーライスの炊き出しを行うことで、学生たちが他者への深い慈しみの心を育む機会を設けています。この国際的な活動は、単なる医療行為にとどまらず、人間性を高める教育として、本学の核となっています。

学長からのご挨拶

30年以上前、学長である私、榊原直樹は、カイロプラクティック発祥の地であるアメリカでカイロプラクティックを学びました。その後、現地で10年間の臨床経験を積み、現在は名古屋で日々、治療の喜びを享受しています。

私が確信を持ってお伝えできるのは、「カイロプラクターになって本当に良かった」ということです。もしカイロプラクターになっていなかったら、今頃とても味気ない人生を送っていたかもしれません。カイロプラクティックのおかげで、私の毎日は充実し、生き生きと過ごせています。

これからカイロプラクターを目指す皆さんにも、私と同じように楽しく充実した人生を送ってもらいたい――それが、私が徒手療法大学を設立した一番強い動機です。また、これまでにカイロプラクターとして培ってきた知識と技術を、未来のカイロプラクターたちと共有できるとしたら、これほど素晴らしいことはありません。カイロプラクティックとの出会いが私の人生を豊かにしてくれたことへの、恩返しという気持ちも強く抱いています。

徒手療法大学で、皆さんの夢を一緒に実現できることを楽しみにしています。

学長 榊原 直樹


徒手療法大学の特長・強み

徒手療法大学は、カイロプラクティックの本質を深く理解し、実践できるプロフェッショナルを育成するためのユニークな特長と強みを持っています。

国際的な実践教育と本場の学び

本学の最大の特長は、国際的な実践教育に力を入れている点です。ミャンマーのNGO団体が運営する病院にて、年に2回、カイロプラクティックのボランティア治療を実施しています。この経験を通じて、学生は実際の臨床現場で、様々な背景を持つ人々の健康に貢献する貴重な機会を得ることができます。

また、海外の大学医学部での解剖実習も定期的に実施しており、身体の構造と機能に関する深い理解を深めます。学長自身がカイロプラクティックの本場であるアメリカで学び、長年の臨床経験を持つため、学生たちは本物のカイロプラクティックを直接学ぶことができる環境です。

最先端のカリキュラムと実践重視の指導

本学のカリキュラムは、座学と実技がバランス良く組み合わされています。

  • 実践的な学び: 座学にはMoodleというE-ラーニングプラットフォームを導入しています。これにより、学生は時間や場所に縛られることなく、それぞれのペースで効率的に学習を進めることが可能です。実技は毎月1〜2回、対面形式で実施し、直接指導のもとで技術を習得します。
  • 科学的根拠に基づく知識: 座学の科目は全て科学的根拠に基づいており、解剖学、生理学、神経学といった基礎医学の知識は、常に最新の知見に合わせてアップデートできるよう配慮されています。公にはあまり出回っていない貴重な情報も多く含まれています。

実践主義を追求する教員陣

講師陣は、みな実践での結果を重視する実践主義者です。しかし、彼らは実践の基礎となるのが理論(知識)であることを深く理解しています。そのため、常に「いかにして理論を実践に応用できるのか」を考えながら授業を進めています。どんなに理論に卓越していても、それを臨床で活かすことができなければ、カイロプラクターとしては意味がないと考えるからです。学生は、現場で本当に役立つ知識と技術を、実践に裏打ちされた指導から学ぶことができます。


教育体制・カリキュラム詳細

取得可能な資格: 認定カイロプラクター(Certified Chiropractic Practitioner