本学の強み

理論と実践の融合に重点

理論(知識)と実践(技術)は、まさに車の両輪。どちらも揃って初めて、効果的な治療が可能です。しかし、多くの治療家が、この2つをうまく連携させることができていない現実があります。

本校では、このギャップを埋めるための革新的な教育を提供しています。座学(理論)の授業では、学んだ知識をどのように治療テクニック(実践)に結び付けるかを中心に学びます。さらに、治療テクニック(実践)の授業では、その手法を選択する根拠(理論)や、どの症状に適しているのかを徹底的に理解できるよう指導します。

両方のアプローチにおいて、論理的思考(ロジカルシンキング)を養うことに重点を置いており、これがカイロプラクターとして進化するための重要なスキルであると考えています。理論と実践を統合したカリキュラムを通じ、あなたの治療スキルをさらに高めましょう。

 

オンラインと対面授業の併用

本学では、座学をオンライン形式で提供し、どこからでも柔軟に学べる環境を整えています。オンライン講義は、Moodleフォーマットを導入しています(パソコン、スマートフォンでアクセス可能)。

Moodleは多くの高等教育機関(大学や専門大学)のディスタンスラーニングシステムとして導入されている本格的なE-ラーニングシステムです。Moodleを導入しているカイロプラクティック学校は日本では徒手療法大学だけです。

そして、徒手療法の根幹である実技科目や臨床演習は、講師から直接、ミリ単位の感覚まで指導を受けられる対面形式で集中的に行います。

実技は月に1回、日曜日に行い(5時間)、集中的にスキルを磨きます(名古屋校は第2日曜日、神戸校は第3日曜日、札幌校は第2木曜日)。また、名古屋校ではこれに加えて隔月に実技の補習時間も設けています(自由参加)。

このようなハイブリッドカリキュラムにより、遠方にお住まいの方やお仕事を続けながらでも、効率よく学習を継続しやすい設計となっています。理論と実践を効率よく身につけたい方に最適なプログラムです。

以下はオンライン授業の一部になります。

真に「結果の出せる」カイロプラクターの養成

私たちが目指すのは、単に痛みを取り除くだけでなく、患者の生活の質(QOL)まで向上させられる、「結果の出せる」カイロプラクターの養成です。

そのために、正確な評価・診断能力、多彩で再現性の高い治療技術、そして禁忌症状を見極める鑑別診断能力の育成に特に力を入れています。

なぜ症状が出ているのか、その根本原因は何かを多角的に分析し、最適な治療計画を立案・実行する。この一連の臨床推論能力を徹底的に鍛え上げることで、卒業後すぐに臨床の現場で自信を持って活躍し、患者から信頼され、感謝される本物のプロフェッショナルを輩出します。

臨床歴25年以上の優秀な講師陣

治療業界では、開業から3年以上を継続できるカイロプラクターはわずか50%、5年以上となるとその数はさらに減り、たったの30%に過ぎないと言われています。そんな厳しい業界で長年にわたり活躍してきた本学の講師陣は、豊富な臨床経験を持つ優秀な施術家ばかりです。

我々講師陣の豊かな経験があるからこそ、理論と実践をしっかりと融合させ、カイロプラクターとして大きな成果を上げるための指導が可能なのです。徒手療法大学では、カイロプラクターに必要な知識の習得を超えて、実践力のある技術を身につけることに重きを置いています。

私たちの講義は、知識と実際の症例をリンクさせながら行われ、“生きたカイロプラクティック治療技術”を体得することができます。現場で活躍するプロフェッショナルから学ぶことで、あなた自身も結果を出せる施術家へと成長することが可能です。

この機会に、一緒に学び、臨床現場での成功への第一歩を踏み出しましょう。

海外での施術研修で得る貴重な体験

本学では、年2回、ヤンゴン(ミャンマー)での施術研修を実施しています。この研修は、現地のNGO団体であるRatana Metta Organizationの協力を得て、同団体が運営する病院でボランティア施術を行うものです。

異国の地で、カイロプラクターとして実習に参加することで、海外の環境においても自信を持って活躍できるカイロプラクターとしての本物の実力を養うことができます。この貴重な体験は、学びながら実践力を高める絶好の機会です。

「人間の身体は万国共通」と言われるように、本学で学んだ知識や技術が海外でも通用することを実感できることでしょう。この経験を通じて、施術家としての自信がさらに高まり、将来の活躍の幅を広げることができます。

あなたもこの素晴らしい研修に参加し、国際的な視野を身につけるチャンスを掴んでみませんか?新たな舞台での挑戦が、あなたの未来を変える一歩となるでしょう!

Ratana Metta Organization運営の病院(入り口)

治療中の様子

医学の根幹を学ぶ、海外国立大学医学部での人体解剖実習

徒手療法家が、人体の精緻な構造を三次元的に深く理解することは、安全で質の高いケアを提供する上での絶対的な基盤です。本学では、海外の国立大学医学部と正式に提携し、実際のご献体を用いた人体解剖実習を実施しています。

書籍や模型では決して得られない、本物の人体の構造、組織の感触、個体差などをその目で見て、その手で触れて学ぶ経験は、何物にも代えがたいものです。

医学部との連携という高いレベルの教育環境は、本学が科学的・医学的根拠をいかに重視しているかの証です。この尊い学びが、あなたを人体への深い敬意と理解を持った、信頼される医療専門家へと導きます。

海外提携大学の医学部教授陣、副学長、理事長と記念撮影