【この記事のポイント】
ミャンマーのタウンドゥインジーに到着。明日から4日間はインターネットのない環境でデジタルデトックスを実施。
現地での想定外のミッションとして、150人分のカレー炊き出しとカイロプラクティック・ボランティア治療が決定。
道具がいらず身一つで人を癒やせるカイロプラクティックの「地力」と、世界どこでも通用する価値を再確認。
現在、私はミャンマーのタウンドゥインジーという村に来ています。
今朝7時にチャンミ瞑想センターを出発し、途中休憩を挟みながら車に揺られること7時間。ようやく目的地の寺院に到着しました。現在、現地時間は午後8時半です。今夜は私と大門君、そしてサインさんの3人で寺院の外にあるホテルに宿泊し、明日からはいよいよお寺での寝泊まりが始まります。
ここでお知らせですが、明日からの4日間、学長コラムの更新をお休みさせていただきます。というのも、明日滞在するお寺にはインターネット環境がありません。強制的な環境ではありますが、これは絶好の「デジタルデトックス」の機会だと捉えています。
普段、私たちはデジタル世界からの膨大な情報に晒されています。たまにはそこから離れ、五感に入ってくる刺激だけを純粋に感じ、自身の内側と向き合う時間も必要です。この数日間は、ミャンマーの風、音、そして人々の温かさを全身で感じてこようと思います。

2つのミッション:カレー炊き出しとカイロプラクティック・ボランティア
さて、今回の旅の本来の目的は「出家式」への参列ですが、実は私と大門君には、現地で2つの大きなミッションが課されました。
1つ目は、「カレーライスの炊き出し」です。 お寺に集まる150人の方々に、日本式のカレーライスを振る舞います。このために日本からカレールーを持参してきました。現地の皆さんに喜んでもらえるよう、腕を振るいたいと思います。
そして2つ目は、全くの想定外だったのですが「ミャンマーでのカイロプラクティック・ボランティア治療」です。 話を聞きつけた現地の方々から要望があり、急遽、お寺の中にある診療所で治療を行うことになりました。明日の朝7時から診療開始ですが、現段階ですでに20名ほどの予約が入っているとのこと。
記念すべき1人目の患者さんは、チャンミ長老のいとこにあたるお坊さんです。かなり酷い腰痛を患っていらっしゃるとのことで、責任重大ですが、今から治療が楽しみで仕方ありません。
道具はいらない。身一つで貢献できる「地力」
先ほど大門君とも話していたのですが、改めて感じるのは「カイロプラクティックの技術は、世界のどこへ行っても必要とされている」という事実です。
特別な道具も、大掛かりな設備も必要ありません。 身一つさえあればいい。自分の手と技術さえあれば、こうしたミャンマーの山奥の村であっても、目の前の人を癒やし、価値を提供することができるのです。
私がかつてカイロプラクターを目指した動機の一つに、「地力(じりき)」をつけたいという想いがありました。会社や組織の看板に頼るのではなく、自分自身の力で生きていく力。その「地力」が、このミャンマーでのカイロプラクティック・ボランティアという現場で遺憾なく発揮されていることをひしひしと感じています。
「本当にカイロプラクターでよかった」
場所を選ばず、自分の能力が活かされ、人の役に立てる。改めて、自分の進んできた道は間違いではなかったと確信しています。
それでは、明日からの出家式、そして治療と炊き出しのミッションに全力を尽くしてきます。またインターネットが繋がる世界に戻った時、皆様に良い報告ができることを楽しみにしています。
この記事を書いた人

榊原 直樹(Naoki Sakakibara) 徒手療法大学(College of Manual Therapy)学長 米国公認ドクター・オブ・カイロプラクティック (D.C.) / 医学博士 (Ph.D.)
東北大学入学と同時にボディビルを開始。1998年に米国カリフォルニア州でドクター・オブ・カイロプラクティックのライセンスを取得し、ロサンゼルスにて10年間臨床を行う。 2007年に帰国後、名古屋駅前に治療院を開院。2015年に岐阜大学医学部にてスポーツ医学の医学博士号を取得。現在は臨床の傍ら、徒手療法大学(名古屋・神戸・札幌)の学長として、世界に通用するカイロプラクターの育成に注力している。 2000年よりヴィパッサナー瞑想を実践しており、心身のバランスを重視した指導と治療を行っている。
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公式サイト: 徒手療法大学
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