学長コラム

【学長コラム】カイロプラクターとして独立するには?神戸校の実技クラスから見る「選ばれる技術」

本日、徒手療法大学の神戸校にて実技クラスが開催され、担当の徳山先生から大変熱気にあふれるレポートが届きました。今回はその内容を皆様にシェアしつつ、カイロプラクティックの奥深い世界と、「カイロプラクターとして独立すること」についてお話ししたいと思います。これからカイロプラクターを目指す方、医療現場ですでに活躍されていて独立開業を見据えている方、そして脱サラして手に職をつけ、ご自身の治療院を持ちたいと […]

カイロプラクターの関節包テクニック——3Dイメージと指先の感覚が結果を左右する

📋 この記事のポイント 3期生・井上君が腰椎椎間板ヘルニア(50代男性)のケースプレゼンテーションを発表。セントラリゼーションを指標に10回で無痛を達成した治療経過を報告。 仙腸関節と頸椎の関節包テクニックを実践練習。指先の下の解剖構造を3Dでイメージしながら施術することの重要性を共有。 カイロプラクターとして結果を出すには、デモの模倣だけでは不十分。繊細な指先の感覚への集中と持続、そしてイメージ […]

肘の筋膜リリースとは?10の筋肉と神経絞扼症候群をカイロプラクティック実習から解説

📋 この記事の要旨 肘の筋膜リリースは、腕のしびれ・肘の痛み・指先の重だるさに有効な徒手療法。 肘まわりでリリース対象となる筋肉は内側・前面の屈筋・回内群7筋(橈側手根屈筋・円回内筋・浅指屈筋・深指屈筋・尺側手根屈筋・上腕筋・烏口腕筋)と外側の伸筋・回外群3筋(長橈側手根伸筋・短橈側手根伸筋・回外筋)の計10筋肉。 筋膜の癒着が原因となる神経絞扼症候群には、①円回内筋症候群、②後骨間神経絞扼症候群 […]

お尻の痛みは神経が原因かもしれない—— 腰・臀部・下肢の痛みを引き起こす神経絞扼の全体像

President’s Column — 学長コラム お尻の痛みは神経が原因かもしれない—— 腰・臀部・下肢の痛みを引き起こす神経絞扼の全体像 2026年5月17日|徒手療法大学 神戸校 実技レクチャーより|榊原直樹 DC, PhD(学長) 腰神経叢 / 仙骨神経叢 / 神経モビリゼーション / 臨床解剖学 「お尻の痛み」の原因として、多くの方が真っ先に腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛を […]

海外研修が大学生の人生を変える ――タイの医学生たちと過ごした5日間が教えてくれたこと

2026年5月、本学と教育提携関係にあるタイ東北部の国立大学の医学部生たちが海外研修として来日した。医学部生11名、教員2名の合計13名が5日間の研修プログラムを共に過ごした。外科手術の見学、終末期医療センターの訪問、三重大学医学部附属病院、愛知県がんセンターでのダビンチ手術支援ロボットの見学、そして飛騨高山・白川郷への文化体験。充実した日程であったが、今振り返ってみると、私にとってこの5日間は単 […]

【学長コラム】私の原点(25) 教会への営業と美味しい日本食——ノルマ達成への次なる一手

【前回までのあらすじ】 アメリカのカイロプラクティック大学(クリーブランドカイロプラクティックカレッジ)へ留学した私を最初に苦しめたのは「英語の壁」でした。入学当初は必死にクラスメートにノートを借りる日々でしたが、1年半後にはアメリカ人の同級生から「ノートを貸してくれ」と頼まれるまでに成長。そしていよいよ最終学年。白衣をまとうインターンシップが始まり充実した日々を送っていましたが、そこで次なる「大 […]

肩の痛みの「本当の原因」をあなたは知っていますか? ── 最新エビデンスが変える、肩関節治療の新常識 ──

本日、徒手療法大学名古屋校で「肩関節周辺軟部組織の筋膜リリース」をテーマにした実技クラスを行いました。今回のコラムでは、その授業の内容を通じて、肩の痛みの奥深さ、そしてカイロプラクティックという学問が持つ可能性について、お伝えしたいと思います。 i この記事の要旨 / Article Summary ▸肩の痛みの代表疾患であるインピンジメント症候群(肩峰下型・インターナル型)と五十肩(癒着性関節包 […]

【学長コラム】私の原点(24) フルネームを呼ばれた日——そして、私はある作戦に出た

▼ 前回のあらすじ 前回の記事はこちら カイロプラクティック大学留学体験談の前回は、クリーブランドカイロプラクティックカレッジでの日々を振り返った。入学直後、英語の壁に阻まれ、毎日のようにクラスメートのノートを借り続けた私。しかし1年半後、今度はアメリカ人のクラスメートが私のノートを借りに来る——立場は完全に逆転していた。 そして最終学年のインターンシップが始まり、白衣をまとってキャンパスを歩くよ […]

【学長コラム】私の原点(23) 立場が逆転した日——そして、学長は衝撃の言葉を口にした

◀ 前回のあらまし クリーブランドカイロプラクティックカレッジでの日々は、朝7時から午後3時まで、息つく間もない講義と実技の連続でした。当初は日本式の「英和辞典で単語を調べる」勉強法で乗り切ろうとしましたが、すぐに限界が訪れます。そこで私が下した決断は、「日本語を完全に捨てる」——英語を英語のまま学ぶという覚悟でした。英和辞典を使わず、ノートに書き出さず、ひたすら同じ英文を繰り返し読む。その愚直な […]

【学長コラム】私の原点(22) 英語を英語のまま学ぶ——絶望的な留学生活を変えた、たったひとつの覚悟

前回のあらまし ロサンゼルスのクリーブランド・カイロプラクティック・カレッジに入学した私を最初に襲ったのは、「英語で学ぶ基礎医学」という二重の壁でした。指定教科書もなく、板書もしない講師が20科目以上を口頭で講義するスタイルに、ノートはほぼ白紙のまま。そんな絶望的な日々の中で唯一の救いとなったのが、メキシコ出身のドクター・チャベスによる解剖学の授業でした。渡米前に耳を慣らしていたメキシコ訛りの英語 […]