健康の専門家であるカイロプラクターとして、患者様から真に信頼され、成功するためには何が必要でしょうか?
医学知識や治療技術の学びは、もちろん最低ラインの出発点です。しかし、それだけではプロフェッショナルとして「成功」し続けることはできません。
私自身、カイロプラクターとして患者様を診始めてから30年が経過しますが、いまだに学びは継続しており、常に新しい学びが出てくることを実感しています。
それでは、カイロプラクターが実践すべき7つの条件を見ていきましょう。
1. カイロプラクティックを学び続ける:進化する知識と技術を追求する
カイロプラクターとして成功し続けるには、常に新しい知識と技術を学び続けることが不可欠です。
医学やカイロプラクティックの知識は日々進化しており、学びを怠ると、時代遅れの施術者になってしまいます。
患者様への最善のケアを提供するためには、最新の研究動向を追い、自身の知識と技術をアップデートし続けることが、カイロプラクターの最低ラインの責務です。
2. 強みを活かす:あなたにしかできない価値を提供する
成果は自分の強みからしか生まれません。弱点を克服するのではなく、自分の強みを最大限に伸ばすことに集中しましょう。
「強み」とは、他人よりうまくできること。カイロプラクターとしてのあなたの「強み」(特定のテクニック、カウンセリング能力、特定の症状への深い知見など)を見つけ、それを最大限に活かすことで、患者様にあなた独自の価値を提供できます。
3. 貢献を考える:患者様の「その先」を見据える
自分の強みを活かして、患者様の健康、ひいては社会にどう貢献できるかを常に考えることが大切です。
目先の症状改善だけでなく、「この患者様が、施術によってどのように生活の質を高められるか」という視点を持つことで、カイロプラクターとしての自身の価値を高めることができます。
4. 時間をコントロールする:質の高い施術と学びのために
プロフェッショナルであるカイロプラクターは、時間を効率的に使います。日々の施術、学び、そして休息。これらを最適に配分し、無駄な時間をなくすことで、本当に重要なこと(患者様のケアや自身のスキルアップ)に集中するための時間を作り出すことが重要です。
5. 重要なことに集中する:一つひとつの施術に全力を注ぐ
人はマルチタスクをすると非効率になります。一度に一つのことに集中することで、生産性を向上させましょう。
目の前の患者様、今行っている施術に全神経を集中させることで、精度の高いアジャストメントや、症状への深い洞察が可能になります。
集中力は限られているので、まず一番重要なことから取り組むことが大切ですし、カイロプラクターにとって、それは常に目の前の患者様です。
6. 正しい意思決定をする:経験と知恵を力に
健康に関わる意思決定には、常に責任が伴います。迷ったときは、医学書や過去の成功事例から学び、エビデンスに基づいた判断を下すことが有効です。
また、「自分はカイロプラクターとして、治療中ベストを尽くしているのか?」と自問することで、その理想像に基づいた行動と正しい意思決定ができるようになるでしょう。
7. プロフェッショナルを目指す:一生涯の探求
プロフェッショナルであるカイロプラクターを目指すことは、単に経済的な成功だけでなく、多くの人の役に立ち、自身の人生を豊かにする最高の道です。
誰でもプロフェッショナルになる可能性を秘めています。私自身、30年を超えてもなお学び続ける中で、この道を選んだことに後悔はありません。
知識と情熱で、患者様の未来を拓く
カイロプラクターとしてのプロフェッショナルとは、深い医学知識と高度な治療技術を活用し、患者様の健康という最高の成果を上げる人です。
自分の強みを活かし、社会に貢献し、時間を有効活用することで、患者様の人生をより豊かにし、自身の人生もまた豊かになります。
問題に直面した際は、過去の事例から学び、「どんなカイロプラクターとして記憶されたいか」を問いかけることで、常に正しい道を歩むことができるでしょう。
私たちと共に、プロフェッショナルを目指し、患者様と共に、より良い人生を築きましょう。
ご提示いただいた記事の要点をまとめたものは以下の通りです。ブログやSNSでの紹介文、あるいは講義のレジュメとしてご活用ください。
【記事要約】成功するカイロプラクターが実践する7つの条件
医学知識や治療技術はあくまで出発点にすぎません。臨床歴30年を超える経験から導き出された、患者様から真に信頼され、プロフェッショナルとして成功し続けるための7つの原則を解説します。
1. カイロプラクティックを学び続ける
医療知識は日々進化しています。時代遅れの施術者にならないよう、常に最新の研究と技術をアップデートし続けることは、プロとしての最低ラインの責務です。
2. 強みを活かす
弱点の克服よりも、自身の「強み(特定の技術やカウンセリング力など)」を伸ばすことに集中しましょう。あなたにしかできない独自の価値を提供することが成果につながります。
3. 貢献を考える
目先の症状改善だけでなく、「その先にある患者様の生活の質(QOL)向上」を見据え、社会にどう貢献できるかを常に考える視点を持ちます。
4. 時間をコントロールする
質の高い施術と学びを両立させるため、時間を効率的に配分します。無駄を省き、本当に重要なこと(患者ケア・スキルアップ)に集中する時間を作ります。
5. 重要なことに集中する
マルチタスクを避け、目の前の患者様、今行っている施術の一つひとつに全神経を注ぎます。集中力が精度の高いアジャストメントを生み出します。
6. 正しい意思決定をする
健康に関わる判断には責任が伴います。迷った時はエビデンスや過去の事例に学び、「ベストを尽くしているか」と自問することで、正しい道を歩むことができます。
7. プロフェッショナルを目指す
プロフェッショナルへの道は一生涯の探求です。知識と情熱を持って患者様の未来を拓くことは、自身の人生をも豊かにする最高の道です。
結論: プロフェッショナルなカイロプラクターとは、医学知識と技術を基盤に、自身の強みと時間を最大限に活かして「患者様の人生」に貢献する人のことです。私たちと共に、学び続ける姿勢を持ちましょう。
【徒手療法大学 公式メディア】
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この記事の執筆者

榊原 直樹(Naoki Sakakibara, D.C., Ph.D.)
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徒手療法大学(College of Manual Therapy)学長
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スポーツ医学&カイロプラクティック研究所 院長
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米国公認ドクター・オブ・カイロプラクティック
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医学博士(スポーツ医学・岐阜大学医学部)
1998年に米国カリフォルニア州にてドクター・オブ・カイロプラクティック(D.C.)ライセンスを取得し、ロサンゼルスで10年間の臨床経験を積む。2007年の帰国後、岐阜大学医学部にて医学博士号を取得。 現在は名古屋にて臨床(通算28年)を続ける傍ら、徒手療法大学の学長として後進の育成に注力。「常に学び続ける」を信条とし、海外医学部での解剖実習やミャンマーでのボランティア診療を定期的に主催している。