徒手療法大学のカリキュラムは、忙しい現代社会を生きる皆さんが、自身のライフスタイルに合わせて無理なく、しかし着実にプロのカイロプラクターを目指せるよう、「座学」と「実技」の二つのパートで構成されています。
1. Eラーニングによる「座学」:場所と時間を選ばない柔軟な学習
本学の座学は、世界中の教育機関で採用されている実績ある遠隔ラーニングシステム、Eラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」を最大限に活用しています。
Moodleの導入により、皆さんは好きな時間、好きな場所で、ご自身のペースに合わせて学習を進めることが可能です。
これにより、現在の仕事や家庭と両立しながらでも、カイロプラクティックの専門知識を深めることができます。
通勤時間や休憩時間、あるいは自宅でリラックスしながら、効率的に学べる柔軟な学習環境を提供しています。
オンライン授業でのMoodle活用事例
Moodleは、オンデマンド型、リアルタイム型、さらには両者を組み合わせたハイブリッド型の授業など、多様なオンライン授業の形態に対応できる柔軟性を持っています。
- 早稲田大学: 2020年度から「Waseda Moodle」を導入し、全学的なオンライン授業の基盤として活用しています。小テストやレポート提出、掲示板でのディスカッションなどを通じて、教員と学生の双方向的なコミュニケーションを促進しています。
- 自治医科大学: オンデマンド授業と対面授業を切り替えたり、臨床実習などでハイブリッド形式の授業を実施したりと、状況に応じてMoodleを柔軟に活用しています。
- 島根大学: オンデマンド型授業を中心にMoodleを利用し、学生が自身の都合の良い時間に教材を閲覧・学習できる環境を提供しています。
- 北九州市立大学: 遠隔授業のポータルとしてMoodleを活用し、教材の掲載や授業に関するお知らせを一元的に行っています。
- 北海道大学: 課題へのフィードバックやフォーラム機能を通じて、双方向性のあるコミュニケーションを重視したオンライン授業を展開しています。
上記以外にも、学習院大学、上智大学、広島大学、高知大学など、数多くの大学がMoodleをオンライン授業に活用しており、日本の高等教育における遠隔教育の充実に不可欠なツールとなっています。
2. 少人数制の「実技」:実践に直結する濃密な指導
座学で得た知識を確かな技術へと昇華させるのが、対面による「実技」です。実技指導は毎月1回(各5時間)実施しています。
経験豊富な講師陣が学生一人ひとりの習熟度に合わせてきめ細やかに指導します。そのため、疑問点をすぐに解消し、正しい手技を確実に身につけることができます。
座学で培った理論を実践の場で応用し、確かな臨床スキルを磨いていくことで、卒業後現場で活躍できるカイロプラクターへと成長できるでしょう。
3. 無理なく着実にプロフェッショナルへ:3年間の学びの道
本学のカリキュラムは、働きながら、あるいは現在の生活スタイルを変えることなくカイロプラクティックの道を志したい方のために設計されています。
Eラーニングによる座学と、集中的な対面実技指導の組み合わせにより、全課程を修了するのに必要な期間は3年間です。
この3年間で、あなたは確かな知識と技術を習得し、社会に貢献できるカイロプラクターとしての新たな一歩を踏み出すことができるでしょう。
あなたの「学びたい」という情熱を、徒手療法大学が全力でサポートします。
4. カリキュラム
座学
神経解剖学
関節運動学
生理学
整形外科検査学
画像診断学
カイロプラクティック哲学
免疫学
スポーツ医学
ケーススタディ
医療英語
以下は実際の動画講義の一コマです。
実技
AKT(Arthro-Kinesiological Technique):動作痛に特化したオリジナル技術
徒手療法大学独自のAKT(関節運動学的テクニック)は、動作時の痛みを改善するために開発された、関節運動学に基づくオリジナル技術です。
このテクニックは、関節のわずかなズレや制限が動作痛を引き起こすという考えに基づき、その根本原因にアプローチします。
【AKTの主な効果】
- ぎっくり腰:前屈時の痛みを軽減し、スムーズな動きを促します。
- 寝違え:首の回旋痛を和らげ、可動域を改善します。
AKTは、痛みを抑えるだけでなく、痛みの原因となる動作パターンそのものの改善を目指し、日常生活の快適さ回復と再発予防に貢献します。
本学では、このAKTをカリキュラムの核として深く教授し、学生が患者様の「動く喜び」を取り戻すための確かなスキルを習得できるよう指導しています。
筋膜リリーステクニック:痛みの原因「筋膜」を解放する
筋膜は、全身の筋肉や臓器を覆う薄い膜で、身体の動きを滑らかにし、支える重要な役割を担っています。
しかし、筋膜は痛みに敏感で、姿勢の悪さや怪我などで「癒着」や「拘縮(こわばり)」を起こすと、強い痛みや動きの制限(頭痛や腰痛など)を引き起こすことがあります。
筋膜リリーステクニックは、徒手によってこの癒着した筋膜を特定し、丁寧に解放する治療法です。
手技により筋膜の滑走性を回復させることで、痛みを改善し、スムーズな身体の動きを取り戻すことを目指します。
これは、単なる対症療法ではなく、痛みの根本原因を解消し、自然治癒力を高めるアプローチです。
徒手療法大学では、筋膜リリーステクニックの理論から実践までを深く学び、患者さんの痛みを効果的に和らげるスキルを習得します。
神経マニピュレーション:手足のしびれ・感覚異常を改善
末梢神経は、脳や脊髄から全身に伸び、感覚や運動を司る重要な役割を担っています。しかし、この神経が筋肉や靭帯などで圧迫されると、手足のしびれ、感覚麻痺、筋力低下などの症状を引き起こすことがあります。
神経マニピュレーションは、この神経の圧迫に特化した徒手治療テクニックです。熟練した手技で圧迫箇所を特定し、筋肉の緊張や関節のズレなどを調整して神経への圧迫を除去します。
これにより、神経の働きが回復し、しびれや感覚異常の軽減、関連する筋肉の機能改善が期待できます。徒手療法大学では、この専門性の高い神経マニピュレーションの理論と実践を深く学び、神経系の問題にアプローチできるカイロプラクターを育成します。
以下は実際の実技実習の一コマです。