先日、無事に全日程を終えたタイでの解剖実習。
今回は、この貴重な経験に参加した3名の生徒たちが、実習を終えて感じたこと、そして今回の学びを今後の活動にどう活かしていくかについて、率直な想いを綴ってくれました。
彼らの言葉からは、解剖学の学びの深さだけでなく、現地の方々との温かい交流、そして一人の人間としての成長が感じられます。原文そのまま、それぞれのメッセージを掲載します。
高岡玄からのメッセージ
この度は、タイの大学での解剖実習に参加させていただき、心より感謝申し上げます。 特に、各教授の皆様には、私の至らない点に対しても温かくご対応いただき、深く感謝しております。
実習中にご迷惑をおかけしたことも多々ありましたが、皆様の笑顔と優しさに支えられ、安心して学ぶことができました。 私の英語力が十分でない中で、親切にコミュニケーションを取っていただいたことにも感謝しています。
専門的な内容を英語で理解することが難しい場面もありましたが、教授や学生の皆様が根気強くサポートしてくださったおかげで、多くのことを学ぶことができました。 特に、解剖実習では、実際にご献体を前にして、身体の構造を直接観察し、触れることができたことは、教科書や模型では得られない貴重な経験でした。
また、タイの文化についても多くのことを学びました。 タイでは献体が非常に尊重されており、献体された方々に対する感謝の気持ちを持つことが、カイロプラクターとしての重要な姿勢であると感じました。 このような文化的背景を理解することで、施術に対する視野が広がり、より深い学びを得ることができました。
タイでの学びを通じて、さらに成長し、施術の現場で貢献できるよう努力していきます。 特に、次回はもっと積極的に質問をし、現地の学生たちと交流を深めたいと思っています。
これからも、今回の経験を活かし、より良い安全な施術を目指していきたいと考えています。 最後に、このような貴重な経験を提供してくださったすべての方々に心から感謝申し上げます。
次回もぜひ、再度このような機会をいただければと願っております。 ありがとうございました。
井上遼からのメッセージ
はじめにこのよう機会を提供していただきありがとうござました。そして、解剖実習の際に、理解できないところがあっても、教授の方々や学生の方々が全力で伝えてくださったので本当に良い経験となりました。
この経験を日本で活かせるように努力します。また、学生の方々には授業で忙しい中、送迎や歓迎会などたくさんの準備をしていただき本当に感謝いたします。最後に、私の人生で忘れられない時間となりました。
それでは、また会う日まで、みなさんお元気で!
高瀬大門からのメッセージ
こんにちは。
今回の解剖学実習と交流は、私が想像していた以上に素晴らしい経験となりました。
解剖学実習に参加することは、私にとって5年前からの夢でしたが、ついに実現しました。大学の先生方に心より感謝申し上げます。また、学生の皆さんからの温かい歓迎と常に支えてくださったご厚意に、言葉では言い尽くせないほど感謝しています。
私は英語でのコミュニケーションが得意ではなく、あまり多くを話すことはできませんでしたが、それでも本当に楽しく、常に幸せな気持ちで過ごすことができました。
日本において、カイロプラクティックを真剣に学ぶ者であれば榊原DCを知らない人はいません。まさに生きる伝説のような存在です。その師匠から学ぶことができ、このような素晴らしい環境に身を置けることを、大変幸運に感じています。
もし将来、大学の先生方や学生の皆さんが日本に来られ、何かお力になれることがあれば、私は全力でサポートすることをお約束します。
最後に、この度の忘れられない感動と貴重な経験をくださった皆様に、心より御礼申し上げます。
総括:感謝と成長の先に広がる未来
3名の生徒からのメッセージからは、タイでの解剖実習が、単なる技術や知識の習得にとどまらない、「人間としての成長」の機会であったことが強く伝わってきます。
彼らの言葉に共通していたのは、以下のような点です。
- 現地の方々への深い感謝:言葉の壁がある中でも、温かくサポートしてくれた教授や医学生たちへの感謝の気持ちが、どの文章からも溢れ出ています。送迎や交流会の準備など、学びの場を整えてくれたホスピタリティに心から感動したことがわかります。
- 「生きた解剖学」の貴重な経験:教科書や模型だけでは得られない、実際の献体を通した学びの重要性を再認識したようです。特に、タイの文化に触れることで、献体に対する深い敬意を抱き、カイロプラクターとしての倫理観をさらに高めたことが伺えます。
- 未来への強い意志:今回の経験を「忘れられない時間」「一生の宝物」と表現し、これを日本での今後の活動に活かしていくという強い決意が感じられます。さらに、次回はより積極的に交流したいという前向きな姿勢も見られました。
この実習は、彼らにとってカイロプラクティックの専門性を高めるだけでなく、異文化理解やコミュニケーションの重要性を学ぶ機会ともなりました。
私たち徒手療法大学は、これからも生徒たちがこのような貴重な経験を積むことができるよう、積極的に国際的な学びの機会を提供していきたいと考えています。
今回の経験は、参加した3名だけでなく、彼らの言葉に触れたすべての読者の皆様にとっても、新たな一歩を踏み出すきっかけとなることでしょう。

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監修・執筆

徒手療法大学 学長 / 米国公認D.C. / 医学博士 榊原 直樹
日米通算28年の臨床経験を持つカイロプラクター。 「臨床で使える本物の技術」を伝えるべく、解剖学・生理学をベースにした神経マニピュレーションやアジャストメント技術の指導を行う。自身も毎朝のトレーニングと瞑想を欠かさず、心身のアップデートを実践。ミャンマーの孤児院や病院でのボランティア活動を通じて、医療の原点を見つめ続けている。