【学長コラム】徒手療法大学 神戸校での実技講習〜次世代のカイロプラクターの成長〜

【記事要旨】
徒手療法大学 神戸校で開催された実技講習の模様をお伝えします。今回は「腹部・体幹部の神経」に対する「神経モビリゼーション」をテーマに、痛みの原因となる神経の挟み込みを解放する実践的なテクニックを学びました。今夏に卒業を控えた学生たちの、カイロプラクターとしての頼もしい成長ぶりもあわせてお届けします。

本日、徒手療法大学 神戸校にて実技講習が開催されました。講師は、神戸校校長の徳山純二先生です。今回の講義テーマは「腹部・体幹部の神経」に対する「神経モビリゼーション」でした。いつものように、解剖学的な理論と、実際の臨床現場で活きる実践をしっかりと結びつけた、非常に充実した授業となりました。


徒手療法大学 神戸校で学ぶ、実践的な神経へのアプローチ

少し専門的なお話になりますが、私たちの体には、背骨からお腹や足の付け根に向かって、たくさんの神経が張り巡らされています。

日常の不良姿勢や、スポーツでの偏った動作などが原因で、これらの神経が筋肉などの隙間でギュッと挟み込まれてしまうことがあります。実は、これが背中やお腹周り、足の付け根などの「抜けない鈍痛」や「鋭い痛み」を引き起こす原因になることが多々あるのです。

今回の授業では、胸腹神経や肋下神経、腸骨下腹神経といった特定の神経が体のどこで挟まりやすいのかを正確に捉える手法を学びました。そして、患者さんの体を適切な角度に動かしながら、優しく神経の圧迫を解放していく具体的なテクニックを実践しました。


頼もしく変化していく学生たちの顔つき

徒手療法大学の神戸校で行われている実技講習の様子。治療ベッドに仰向けに寝たモデルに対して施術者が腹部付近のアプローチを行い、マスクをした受講生がその技術を間近で熱心に見学している。壁には人体図や経絡図が貼られ、プロジェクターには胸郭付近の図解が映し出されている。

講義中、学生たちはいつものように真剣なまなざしで受講していました。

中でも特に感慨深かったのは、今年の8月に卒業を控えている2名の学生の姿です。卒業までもう半年を切りましたが、3年前の入学時とは見違えるほど、確かな技術を持った「カイロプラクター」の顔つきへと成長しています。

年月が経つのは本当に早いものです。知識を吸収し、技術を磨き、次世代の徒手療法を担う存在として確実に育っている彼らの姿を見るのは、教育に携わる者として何よりの喜びです。

次回の徒手療法大学 神戸校での実技講習は、4月5日を予定しています。これからも学生たちのさらなる成長を楽しみにしながら、質の高いカイロプラクター育成に注力していきたいと思います。

榊原直樹

この記事を書いた人:榊原 直樹

徒手療法大学 学長 / 米国公認ドクター・オブ・カイロプラクティック (DC) / 医学博士 (PhD)

1998年に米国カリフォルニア州でDCライセンスを取得し、ロサンゼルスで10年間臨床に従事。帰国後、岐阜大学医学部にてスポーツ医学の医学博士号を取得。現在は名古屋駅前での臨床の傍ら、徒手療法大学(名古屋・神戸・札幌)の学長として後進の育成に尽力している。
2000年よりヴィパッサナー瞑想を実践し、毎日の瞑想を日課とする。心身両面からのアプローチを探求し続けている。

名古屋・神戸・札幌のカイロプラクティックスクール|徒手療法大学ではカイロプラクティックを学びたいという将来のカイロプラクターを募集中です。

徒手療法大学 神戸校で開催された実技講習の様子。徳山校長が学生たちに腹部・体幹部の神経へのアプローチを指導しているイラスト
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